「“閉じる”操作って同じに見えて、実はちゃんと役割があるんですよ♪
Ctrl+W と Ctrl+F4、今日はここをスッキリ整理しましょう」 ―― セルナ先生
Excelで作業を終えるとき、
なんとなく Ctrl+W や Ctrl+F4 を使っていませんか?
実はこの2つ、似ているようで意味が少し違うショートカットです。
違いを理解しておくと、作業効率だけでなく「うっかりミス」も防げます。
目次
Ctrl+W でできること
Ctrl+W は、
「今開いているブック(ファイル)を閉じる」 ショートカットです。
■ Ctrl+W の特徴
- 現在表示中のExcelブックを閉じる
- 保存していない変更があれば、保存確認が表示される
- Excel自体は終了しない
複数のExcelファイルを開いている場合でも、
今操作しているブックだけ を閉じられるのがポイントです。
Ctrl+F4 でできること
Ctrl+F4 も、
「現在のブックを閉じる」 操作です。
ここだけ見ると、Ctrl+W とまったく同じに感じますよね。
■ Ctrl+F4 の特徴
- 現在アクティブなブックを閉じる
- 保存確認の動きも Ctrl+W と同じ
- Windows共通の「ウィンドウを閉じる」操作
Ctrl+F4 は、Excelに限らず、
「今開いているウィンドウを閉じる」 という考え方のショートカットです。
結論:Excelではどう違うの?
Excelの通常操作では、
Ctrl+W と Ctrl+F4 の動きはほぼ同じ です。 ショートカット 動作 特徴 Ctrl+W ブックを閉じる Excel専用として覚えやすい Ctrl+F4 ブックを閉じる Windows共通操作
「Excelでは実質同じ」、これが答えです。
じゃあ、どっちを使えばいい?
おすすめは、Ctrl+W です。
■ Ctrl+W をおすすめする理由
- Ctrl+N(新規)・Ctrl+O(開く)・Ctrl+S(保存)と並びが良い
- Excel操作として覚えやすい
- ショートカットを体系的に覚えられる
「開く → 作る → 保存 → 閉じる」
この流れをすべて Ctrlキーで操作できるようになると、作業が一気に快適になります。
Ctrl+W を使うときの注意点
● 保存確認は必ずチェック
Ctrl+W を押すと、
保存していない変更がある場合は必ず確認画面 が出ます。
ここで「いいえ」を押すと、変更はすべて破棄されるので注意しましょう。
● Excelを終了したい場合は別操作
Excel自体を終了したい場合は、
Alt+F4 を使います。
Ctrl+W/Ctrl+F4 は、
あくまで「ブックだけを閉じる」 操作です。
セルナ先生からひとこと
「Ctrl+W と Ctrl+F4 は、Excelではほぼ同じ動きです♪
でも“意味”を知って使うと、ショートカットの理解が一段深くなりますよ。
まずは Ctrl+W を基本として覚えてみてくださいね」
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