Excelは便利だけど、「関数が覚えられない」「毎月の集計が大変」と感じる人も多いですよね。
この記事では、ChatGPTを使ってExcel作業を時短する具体的な方法を紹介します。
もう“調べながら作る”時間を減らして、AIに考えさせましょう。
目次
1. ChatGPTはExcelの“相談相手”にぴったり
ChatGPTは関数の仕組みを理解し、自然な言葉から式や手順を提案してくれます。
しかも、ただの関数紹介ではなく「どうしたいか(目的)」から逆算して答えてくれるのが強みです。
- 「こうしたい」を伝えるだけで最適な関数を提案
- 作業の手順を分かりやすく解説
- 関数ミスを自動で修正できる
2. ChatGPTで関数を“日本語で聞く”コツ
たとえば、次のように質問するだけでOKです👇
例1:勤怠データから残業時間を求めたい
質問例:
「出勤と退勤の時間が入っているExcelがあります。
出勤(B列)と退勤(C列)から9時間を引いた残業時間を小数で表示したい。関数だけ教えてください。」
ChatGPTはこう返してくれます👇=((C2-B2)*24)-9
さらに「結果が1時間20分と表示される」と伝えると、
ChatGPTは「セルの表示形式を[数値]または[ユーザー定義 0.00]に変更」とアドバイスしてくれます。
3. ChatGPTに“表作成”を頼む方法
もうひとつ便利なのが「構成を考えてもらう」使い方です。
例2:月別の売上表を自動で作りたい
質問例:
「1月〜12月の売上表を作りたいです。
各月の合計・平均・前年比を自動で出せる関数構成を教えてください。」
このように聞くと、ChatGPTは次のように返します👇・SUM関数で月別合計を計算 ・AVERAGE関数で平均 ・前年比は(今年−去年)/去年 の構成で ・見出しは 月 / 売上 / 平均 / 前年比
さらに「実際の表を例で出して」と伝えると、
そのままコピーできるサンプル表まで出してくれます。
4. マクロ(VBA)もChatGPTに書かせる
「マクロなんて難しそう…」という人も大丈夫。
ChatGPTはVBAコードも自然文から生成できます。
例3:シート内の空白行を自動削除するマクロ
質問例:
「Excelで空白行をまとめて削除するマクロを作りたい。
ボタン1つで実行できるようにしてほしい。」
ChatGPTの回答例👇Sub DeleteEmptyRows() Dim r As Range For Each r In ActiveSheet.UsedRange.Rows If WorksheetFunction.CountA(r) = 0 Then r.Delete Next r End Sub
さらに「実行ボタンを設置する方法」も教えてくれるので、
初心者でもVBAを扱いやすくなります。
5. ノアのワンポイントアドバイス
ノア
AIは“聞き方”次第でどんどん賢くなります。
Excelでつまずいたら、「こうしたい」と自然文で伝えてみましょう。
実務の補助AIとして、毎日の作業がぐっと楽になりますよ。
まとめ
- ChatGPTは関数やVBAも自然文から生成できる
- 「目的」を伝えるだけで最適な構成を提案してくれる
- Excelの疑問は“調べる前に聞く”のが時短のコツ
 
       
       
       
       
  
  
  
  

コメント