「Excelが固まって動かない…」「パソコンが急に重くなった…」。そんなとき、すぐに再起動していませんか。今日はセルナ先生と蒼真の会話で、パソコンが遅いときに原因を見つけて直せる「タスクマネージャー」の使い方を紹介します。

月末に大きいExcelを開いたら「応答なし」になって…。再起動したら、入力していた分が消えました。

それはつらいですね。再起動の前にタスクマネージャーで様子を見ると、消さずに済むこともありますよ。
タスクマネージャーとは?
タスクマネージャーは、今パソコンの中で動いているアプリと、その重さ(使っているパワー)を一覧で見られるツールです。固まったアプリだけを止めたり、パソコンを重くしている原因を見つけたりできます。
開き方は3つ(いちばん早いのはショートカット)
| 開き方 | 手順 |
|---|---|
| Ctrl+Shift+Esc | 3つのキーを同時に押す(いちばん早い) |
| Ctrl+Alt+Delete | 青い画面で「タスクマネージャー」を選ぶ(画面が固まっているときも効きやすい) |
| タスクバーを右クリック | 「タスクマネージャー」を選ぶ(Windows 11は「スタート」ボタンを右クリックでも可) |

Ctrl+Shift+Escですね。Escが入ってるのが覚えやすいかも。

「困ったらEsc(逃げる)」と覚えるといいですよ。
「プロセス」タブで重さの原因を見つける
開くと最初に「プロセス」という一覧が出ます。ここで見るのは次の3つです。
| 列 | 意味 | 高いと… |
|---|---|---|
| CPU | 計算に使っているパワー | 動きがカクカクする |
| メモリ | 作業のために使っている机の広さ | 切り替えが遅い・固まる |
| ディスク | ファイルの読み書き | 起動や保存が遅い |
図解:「プロセス」タブはこう見る(イメージ)
| 名前 | CPU | メモリ | ディスク |
| 📊 Microsoft Excel(応答なし) | 45% | 1,200 MB | 高 |
| 🌐 Google Chrome(タブ30個) | 12% | 2,800 MB | 低 |
| 💬 Teams | 3% | 600 MB | 低 |
| 📁 エクスプローラー | 1% | 90 MB | 低 |
数字が赤っぽい・大きいものが、パソコンを重くしている犯人候補。列の見出し(CPU・メモリ)をクリックすると、大きい順に並べ替えられます。

Chromeのメモリ、こんなに使ってるんですね…。タブ開きっぱなしでした。

ブラウザのタブは1つ1つがメモリを使います。使わないタブを閉じるだけで軽くなることも多いですよ。
固まったアプリだけを終了する
✅ 「応答なし」のアプリを止める
- まず1〜2分待つ(大きいファイルの保存や計算中のことがある)
- それでも動かなければ、Ctrl+Shift+Escでタスクマネージャーを開く
- 「応答なし」と出ているアプリをクリック
- 右上(または右下)の「タスクを終了する」を押す
Excelには自動回復の機能があり、次に開いたとき「ドキュメントの回復」が出ることがあります。ただし確実ではないので、大きい作業の前は Ctrl+S でこまめに保存するのがいちばんの対策です。

経理のファイルは計算式が多くて重くなりがちです。「応答なし」でもすぐに終了せず、少し待つのがコツですよ。
パソコンの起動が遅いときは「スタートアップ」
電源を入れたときに自動で起動するアプリが多いと、立ち上がりに時間がかかります。
✅ 自動で起動するアプリを減らす
- タスクマネージャーの左のメニュー(または上のタブ)から「スタートアップ アプリ」を開く
- 「スタートアップへの影響」が「高」のものを確認
- 毎回すぐに使わないアプリを選んで「無効にする」

無効にしたら、そのアプリは消えちゃうんですか?

消えません。「自動で起動しない」だけなので、使いたいときは普通に開けますよ。ウイルス対策ソフトや、会社が入れているツールは無効にしないでくださいね。
画面ごと固まったら「エクスプローラーの再起動」
タスクバーやデスクトップが反応しないときは、パソコンごと再起動しなくても直ることがあります。
✅ エクスプローラーを再起動する
- タスクマネージャーの「プロセス」で「エクスプローラー」(Windows Explorer)を探す
- 右クリックして「再起動」を選ぶ
- 画面が一瞬消えて、タスクバーが戻ってくる
「Windows プロセス」の中にあるもの(System、Windows ログオン など)は終了しないでください。間違えて終了しても、パソコンを再起動すれば基本的には元に戻ります。
よくある質問
Q:Ctrl+Shift+Escを押しても開かない
A:パソコン全体が重いと、表示まで少し時間がかかります。数秒待つか、Ctrl+Alt+Deleteから開いてみてください。
Q:メモリがいつも80%以上
A:ブラウザのタブやアプリを閉じても下がらない場合は、パソコンのメモリ自体が足りていない可能性があります。会社のパソコンなら、情報システム担当に相談しましょう。
Q:会社のパソコンで「無効」にしてもいい?
A:会社が管理しているアプリ(セキュリティ・資産管理ツールなど)は無効にしないでください。迷ったら、社内のルールに従いましょう。
まとめ
- Ctrl+Shift+Escでタスクマネージャーを一発で開ける
- 「プロセス」でCPU・メモリが大きいアプリが、重さの原因候補
- 「応答なし」は少し待ってから「タスクを終了する」
- 起動が遅いときは「スタートアップ アプリ」で不要なものを無効に
- 画面ごと固まったら「エクスプローラー」を再起動

次に固まったら、再起動の前にCtrl+Shift+Escを押してみます!

そして何より、こまめなCtrl+Sですね。




コメント