【ChatGPT】月次決算を時短する実践プロンプト5選|経理担当者がそのまま使えるテンプレ

「月次決算の締め作業、毎月同じことを繰り返して時間を取られている……」

そう感じている経理担当者の方は多いはずです。

この記事では、ChatGPTを使って月次決算業務を時短する実践プロンプトを5つ紹介します。
コピペしてそのまま使えるテンプレ形式でまとめているので、AIが初めての方でも今日から使えます。

まず結論

ChatGPTは「文章を書く・確認する・整理する」作業に強く、経理の月次業務と相性が良いです。
特に次の3つの場面で時間を大幅に削減できます。

  • 仕訳のチェックリスト作成
  • 月次レポートの文章化
  • 取引先への確認メール作成

ただし、AIは「数値の計算」や「会計ソフトへの入力」は自動でできません。
あくまで「人間が確認・判断する作業」をアシストするツールとして使うのがポイントです。

ビフォーアフター:使う前と後の所要時間

作業内容 ChatGPT使用前 ChatGPT使用後
月次チェックリスト作成 30〜45分 5分
月次レポートの文章作成 60〜90分 15〜20分
取引先への確認メール 15〜20分 3〜5分

実践プロンプト5選

① 月次決算チェックリストを作る

毎月の決算作業で「何をやったか・やっていないか」を管理するためのリストを作ります。

あなたは中小企業の経理担当者です。
月次決算に必要な作業のチェックリストを作ってください。

【会社の概要】
・従業員数:20名
・使用会計ソフト:freee会計
・月次締め日:毎月末日

【チェックリストの形式】
・作業カテゴリ別(売上・仕入・経費・銀行・給与)に分類
・各作業に「担当者」「期限」「確認方法」の欄を設ける
・Markdown形式で出力

このプロンプトを自社情報に合わせて書き換えるだけで、すぐに使えるチェックリストが完成します。

② 仕訳の勘定科目をチェックする

「この取引、どの勘定科目で処理すればいいか迷う」というときに便利なプロンプトです。

以下の取引の勘定科目と消費税区分を教えてください。
一般的な中小企業(株式会社、製造業以外)を想定しています。

【取引内容】
・取引日:2026年5月31日
・金額:33,000円(税込)
・内容:社員10名分のランチ代(社内会議の際の弁当代)
・支払方法:会社カード

【教えてほしいこと】
1. 借方・貸方の勘定科目
2. 消費税区分(課税・非課税・不課税)
3. 注意点があれば

※AIの回答はあくまで参考です。最終判断は税理士や上長に確認します。

最後の一文を入れておくことで、AIが断定的に答えすぎるのを防ぎ、確認フローを意識づけられます。

③ 月次レポートの文章を作る

数字はExcelで集計できても、「所見・コメント欄」の文章に時間がかかる方に特に効果的です。

以下の数字をもとに、経営者向けの月次レポートコメント文を作成してください。

【2026年5月の実績】
・売上高:8,200千円(前月比 +5.1%、予算比 +2.3%)
・営業利益:640千円(前月比 -1.2%、予算比 -8.6%)
・主な差異要因:人件費が採用増により +180千円

【文章の条件】
・200〜300文字程度
・です・ます調
・前月との比較と、来月への課題を含める
・過度にポジティブにならない、客観的なトーン

数字を入れ替えるだけで毎月使い回せます。

④ 売掛金の残高確認メールを作る

月末に取引先へ送る「残高確認のお願い」メールも、ChatGPTで一瞬です。

以下の条件で、取引先に送る売掛金残高確認のメール文を作成してください。

【条件】
・送信者:株式会社〇〇 経理部 田中
・取引先:△△商事株式会社 経理ご担当者様
・確認対象期間:2026年5月31日時点
・弊社認識の残高:2,750,000円
・返信期限:2026年6月10日

【文体】
・丁寧な敬語(ですます調)
・簡潔に、用件から始める(時候の挨拶は不要)
・件名もあわせて作成

⑤ 経費精算のルールを整理する

「経費として落とせるかどうか」のルールを社内向けにわかりやすく整理するのにも使えます。

以下の費目について、中小企業の経費精算ルール案を作成してください。

【費目】
・交際費(飲食)
・交通費(電車・タクシー・飛行機)
・テレワーク費用(通信費・機器購入)

【出力形式】
・各費目ごとに「対象になるもの」「対象にならないもの」「上限金額目安」「必要な証票」を表形式で
・社員が読んで理解できる平易な言葉で

※法的・税務的な最終確認は税理士と行います。

ChatGPTを使う際の注意点

  • 個人情報・機密情報は入力しない:取引先名・金額・社員名など実名は避け、仮名や例示に置き換えて使うのが基本です。
  • 税務判断はAIに頼りすぎない:消費税区分や費用性の判断は、必ず税理士や上長に最終確認を。
  • 出力はたたき台として使う:AIの回答はドラフトです。数字・固有名詞・文脈を必ず確認してから使いましょう。

まとめ

  • ChatGPTは「文章化・整理・チェック」に強く、月次決算の補助ツールとして有効
  • プロンプトに「会社の状況」「出力形式」「文体」を明示すると精度が上がる
  • 仕訳チェック・月次レポート・取引先メールなどは特に時短効果が大きい
  • 機密情報の入力は避け、AI出力は必ず人間が確認する運用を徹底する
  • 最初は1〜2個のプロンプトから試して、自社仕様に育てていくのがコツ

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